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資料室  平成15年度 講演会
カビを用いた室内環境の調査「カビ指数による環境評価」
環境生物学研究所 所長 農学博士 阿部惠子 氏
1.はじめに 2.カビ指数 3.定常環境におけるカビ指数 4.カビ指数とカビ汚染 5.カビ指数と浮遊真菌濃度 6.カビ指数とダニアレルゲン 7.まとめ 講演会のページに戻る
このページの内容・図版等の無断使用はおやめください。お問い合わせは、環境生物学研究所へお願いします→http://www.kamakuranet.ne.jp/~kabi/Japanese/index.html)

7. まとめ

7-1.まとめ1
7-1.まとめ1
集合住宅の調査から、住宅内でカビ指数が高い箇所は早期にカビ汚染されることがわかりました。そして、化学物質過敏症患者用の療養住宅の調査から、カビ指数が高い室内にはカビの胞子も多くなることがわかりました。カビ指数とカビ汚染には相関性が認められます。年間の平均でカビ指数5を超える(夏期には10を超える)箇所はカビ汚染されることが確実です。
ダニは、カビよりも乾燥に強い生き物ですが、北側寝室の床面でカビ指数4以上が検出される住宅では収納布団でダニが増えていました。このような住宅は、目に見えるほどのカビ汚染がない場合でも、湿気に問題がある住宅と考えられます。

7-2.まとめ2
7-1.まとめ1
カビ指数は湿気の指標で、カビ指数を利用して住宅に湿気が多いかどうかを調べることができます。
湿気が多いかどうか判れば、湿気対策をたてることができます。
湿気を防げば、住宅はカビはダニに汚染されない住宅になり、健康に良い住宅になります。

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