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●資料室>住まいのカビの情報館
資料室

  1. カビとはなに
  2. カビの言葉の起源と漢字の意味
  3. 梅雨とカビ
  4. カビの繁殖しやすい環境
  5. カビの発生しやすい場所photo
  6. カビの種類と特徴photo
  7. カビは病気の原因にもなります
  8. カビを生やさないために
  9. 参考資料
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4.カビの繁殖しやすい環境

.住まいの中のカビは暖かくて湿度の高いところで繁殖します。
アルミサッシや冷暖房の普及によって、機密性の高い現代の住宅は、カビの生えやすい条件がそろっています。
以下のような環境がカビの繁殖に適しています。

◆3大要素

1.ホコリやアカなどの栄養源

カビはお風呂場の目地などにたまる石けんかすや身体から出る垢等の汚れが大好きです。また、カビは木材や繊維、皮革類、プラスチック、ガラス、金属等にもとりつきます。

2.20℃〜30℃の温度

カビは20℃を超えると元気になり、28℃付近で一番増殖が盛んになります。大部分のカビの生育の最適温度は25〜30℃です。

3.高い湿度や水分

カビは湿気がなくては生きていけません。湿度が75〜100%の範囲でよく繁殖します。また、カビは細菌や酵母よりも低い水分活性域で生育できますが、通常水分活性値0.64以下では生育できません。

その他の要素

よどんだ空気

カビはタンスの裏や押し入れなどのよどんだ空気を好みます。

酸素

ほとんどのカビは好気性の生物であり、呼吸のために酸素が必要です。炭酸ガスにより生育阻害を受けます。

pH

大部分のカビはpH2.0〜8.0の範囲で生育できますが、4.0〜6.0の範囲が最適です。

耐熱性

カビは乾熱殺菌に対しては抵抗力があり、胞子は120℃30分でも生存することがあります。湿熱の場合菌糸は60℃、無性胞子は65〜70℃、5〜10分加熱で死滅します。

C-5)「安全使用マニアル」
B-2)「カビの科学」



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